就業の基礎知識

就業形態のいろいろ

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最近は、主に若者が会社に縛られたくないという希望と会社側の人件費を抑制したいという経営方針とが重なりあり、労働者の就業形態も多種多様になってきています。
 
中高年の場合は、正社員として採用されることはかなり少ないと言えます。そこで中高年の方は、自分の働く動機、希望する会社側の条件などを総合的に考えて就業形態を選ぶことになります。
 
就業形態それぞれのメリット・デメリットは当サイトの「形態別メリット・デメリット」を参照してください。
1.正社員(一般社員)
就労者と就職先企業とが直接雇用契約を結び、労働に対して給与が支払われます。通常正社員の場合は定年年齢が定められるだけで、就業期間は定められていません。
2.正社員(エグゼクティブ)
就労条件は1.項の正社員と同じですが、入社時から管理職のポストを与えられる求人を言います。
3.契約社員
就労者と就職先企業とが直接雇用契約を結ぶところは正社員と同じですが、契約社員の場合は定年年齢の他に契約期間(通常1~3年)が定められます。契約期間終了前に就労者と企業側の両者の同意があれば契約が延長されます。
4.嘱託社員
就労者と就職先企業とが直接雇用契約を結ぶ就業形態です。契約期間を定めて契約するところは契約社員と同じですが、一般的に契約社員とは次の点が異なります。
・定年退職した社員が、引き続き元の会社に雇用される場合に使われる
・1日の勤務時間、1週間の勤務日数が短いことが多い
5.派遣社員
就労者は派遣会社と雇用契約を結び、派遣会社が派遣先企業と労働者派遣契約を結ぶことにより、就労者が就業先企業で仕事をする仕組みです。給与は、派遣先企業から一度派遣会社に支払われ、その後派遣会社から就労者に支払われます。
6.紹介予定派遣
当初(通常1年程度)の就労形態は4.項の派遣社員と同じですが、一定期間経過後に就労者と派遣先企業の両者が合意すれば正社員として雇用される仕組みです。
7.パート
同じ会社の正社員と比べて1週間の労働時間が短い人のことをいいます。1日の労働時間に制約があったり、働ける曜日に制約があったりする人がパートを選びます。
8.アルバイト
パートと類似した就業形態ですが、本業(学業や本職)を持っているが、それとは別に副業として行う働き方を指しています。しかし、最近は本業を持たないでアルバイトの仕事を選ぶ若者が多くなっています。労働期間は種々で、1日~1週間の短期から長期まであります。
 
アルバイトの仕事を得る方法には次の二つがあります。
(1) 応募制
就労者がアルバイトの求人を探し、自分で求人に応募する形態です。
(2) 登録制
就労者がアルバイト紹介会社に自分の希望の職種、就労条件を登録しておき、それに合致する求人があるとアルバイト紹介会社から就労者に応募希望の有無を連絡してくれる形態です。
9.独立・起業・開業
独立には様々な形態があります。法人を設立する法人事業者、法人を設立しない個人事業者、余暇を利用する週末事業者などです。それぞれにメリット・デメリットがありますので、当サイトの「法人のメリット・デメリット」を参照してください。
10.在宅ワーク
就労者と仕事提供会社が直接契約を結び、就労者は主に自宅で仕事を行い、仕事の成果に応じて報酬が支払われる仕組みです。最近はインターネットの普及により、在宅でできる仕事が多くなってきています。
11.SOHO(業務委託)
SOHO(ソーホー)とは、Small Office Home Officeの略で、小規模企業、個人事業者、在宅就労者などを意味しています。在宅ワークとの違いは、在宅ワークが個人事業者を指すのに対し、SOHOは小規模企業も含んでいます。また、SOHOは一般的にインターネットの仕組みを利用する仕事形態を意味しています。SOHO事業者と仕事提供企業とが契約に基づき業務を実施するところは業務委託と同じ形態でもあります。
12.フランチャイズ
親会社が持つ商標、商品、サービス、情報、ビジネス・ノウハウなどを利用してビジネスを行う権利を親会社との契約で取得してビジネスを展開する形態を言います。
 
フランチャイズのビジネス内容は、小売業、外食業、サービス業など多種多様です。
13.代理店
代理店とは、親会社から商品などを購入し、親会社に代わって商品の販売やサービスの提供を行います。比較的小資本、短期間に開業が可能です。
 
フランチャイズの場合はビジネス方法まで細かく親会社の定めたルールを守る必要が有るのに対して、代理店の場合はビジネスの展開は比較的自由になっています。
14.海外の仕事・生活
(1) 海外勤務
海外で仕事をする道にはいろいろあります。主なものを以下に示します。 詳細は当サイトの「海外の仕事・生活」を参照してください。
・日本国内企業の社員が海外支店などへ転勤で赴任する。
・自ら海外の企業に応募する。
・シニアボランティアなど国の海外支援事業に従事する。
(2) 海外生活
海外で生活をする道にもいろいろあります。主なものを以下に示します。 詳細は当サイトの「海外の仕事・生活」を参照してください。
・海外勤務をする。
・海外でボランティア活動をする。
・海外に永住する。

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